犬の健康に欠かせないシャンプー。その重要性と理由とは？

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だいもん部長のなるほど！ノート

vol.3

犬の健康に欠かせないシャンプー。その重要性と理由とは？

こんにちは、だいもん部長です。

皆さんは愛犬のシャンプー、どういう時にされていますか？
定期的に決めてされている方もいれば、何となく臭ってきたから洗う…
という方もいらっしゃるでしょう。

犬にとってシャンプーは、単に汚れを落とすためではなく、健康のためにも重要なケアの１つ。
今回は、知っているようで知らなかったシャンプーの重要性とその理由についてお話したいと思います。

シャンプーで清潔に保ち、皮膚病を未然に防ぎましょう！

犬は人間とは違い、ほとんど汗をかかないため、菌が汗を栄養として繁殖するということはあまりありません。
しかし、犬の皮膚や被毛は常に外の環境にさらされています。散歩の後足を拭いていても、体には埃や雑菌などの汚れがついたままになっているのです。
こういった汚れが付いたままだと悪臭を放つ原因にもなるため、シャンプーで洗い流し、清潔に保つ必要があります。

しかも、犬の肌は人間よりも実はデリケート！
人間の皮膚の厚さが約1.5～4mm程度なのに対し、犬はその3分の1～5分の1の厚さしかないのです。トラブルになりやすい部分としてより皮膚の薄い部分（脇の下や腹部など）が多いことからも、皮膚の薄さがトラブルに関係しており、人間よりもノミやダニ等のアレルゲン（アレルギー症状を引き起こす原因となるもの）の影響を受けやすいと言われています。

犬用シャンプーで洗ってあげることで、汚れやノミ・ダニなどのアレルゲン、余分な皮脂を落とすことができます。
すると、それらを餌にしている細菌を寄せ付けなくなるため、皮膚病等のリスクを下げることができ、毛並みも良くなります。

…とは言え、やり過ぎは必要な皮脂まで落としてしまい、逆効果になることも。
頻度については、月に1度程度が良いという方もいれば、週に1度はやった方がいい！という方もいて、様々な説があります。
被毛や、皮脂の量はワンコによっても違うので、ワンコの皮膚や被毛の様子をよく観察しながら、かかりつけの獣医師にご確認いただくと安心ですね。

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シャンプーの前にはブラッシングを！

シャンプーの前に、ぜひ行っていただきたいのがブラッシング。
特に被毛が長めの犬種や、トイプードルなど癖毛の犬種は毛玉ができやすく、ダニやノミの寝床になることもあります。
ブラッシングをしないと、せっかくシャンプーをしたのに毛玉部分に汚れが溜まったまま…なんてことも。入念にほぐしてあげましょう。
このひと手間がとても大切になります。

ブラッシングは、抜け毛やフケといった老廃物を取り除くことができたり、皮膚に刺激を与えることで血行促進が期待できます。
定期的に行うと、ノミやダニの早期発見にも繋がります。